つみ木のお手入れ |
つみ木は呼吸しています。
つみ木は立木から製品になっても呼吸しています。
僅かですが水分を含めば膨らみ,、乾燥されれば縮みます。
製品となったものはある程度まで乾燥されていますが、
それでも環境により伸縮することもあります。
それが自然であることの証明であり、木が呼吸し生きている証です。
以下にてつみ木のお手入れ方法と保管方法を説明いたします。
キズや汚れなどは、その数だけ遊んだ刻印ですが、
どうしても気になる場合に参考にしてもらえたらと思います。
※つみ木に限らず木のおもちゃ全般に適用できます。
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汚れてしまった場合 |
・白木のつみ木
(無塗装の木のおもちゃ)
まず乾いた布で拭いてみてください。
汚れが落ちないようでしたら消しゴムでこするのも有効です。
それでも落ちない場合は、水で濡らしきつく絞った布で水拭きをしてください。このとき、よく水を絞れていない布で多量に水分を木に含ませてしまうと、反り・割れの原因となってしまいます。
唾液を含んだりして木の表面がザラついたり、どうしても汚れが落ちない場合、サンドペーパー(紙やすり)で木目に沿って研磨しましょう。 ♯240番以上のサンドペーパーがおすすめです。数字が大きいほどツルツルになります。
その際、当て木をして研磨すると平らに仕上がります。
※削り過ぎにご注意下さい。精度が失われてしまいます。 |
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当て木とは写真のように堅く平らな面があるものにサンドペーパーを巻きつけます。写真はつみ木を利用しています。 |
・カラーつみ木(塗り膜のできる塗料を使用した木のおもちゃ)
乾いた布で拭いてみてください。それでも汚れが落ちない場合、水で濡らしきつく絞った布でやさしく拭いてみてください。
それ以上はカラーつみ木にはしないでください。塗料が剥がれてしまうことがあります。
・カラーつみ木(浸透性塗料を使用した木のおもちゃ/オスモカラーなど)
水で濡らしきつく絞った布で水拭きをしてください。 |
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つみ木の保管方法 |
・直射日光の当たらない場所
木に直射日光が当たると、反りや割れの原因となります。
・風が直接当たらない場所
エアコンやファンヒーターなどの風が直接木に当たると急激に乾燥し反りや割れの原因となります。
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